ゴミ屋敷に遭遇
引っ越しの手伝いを頼まれた。
行ってみると、いわゆるゴミ屋敷。
家の見た目は、まあちょっと古いがちゃんとした感じ。
でも中はボロボロだった。
荷物は何回かに分けて運んで残りは少ないそう。
でもとにかく汚い。
特徴としてはスーパーのレジ袋が多い。そして絶対に使わなそうなものを取ってある。それがゴミ屋敷の所以ですけども。錆びた釘、新品のペット用のヒーター(箱はボロボロ)二個、弦が錆びて6弦だけ残ってる埃まみれのギター。大昔のカレンダー。役に立っていない日めくりの標語。噛み合わない会話。
人間ってめんどくさがるとここまでになるのかと恐ろしさを感じた。汚くても汚いと思わないんだろう。
ギターを引っ越し先に持って行こうとしてましたからね。「いやそれ、捨てましょうよ」って言ったら納得してましたけど、言わなかったら持って行ってただろうな。
ギターを見る限り、今まで弾いてこなかったし、これからも弾かないであろうことが容易に想像できる。
それを見て、自分も何年も使っていないものを捨てないとなあって思った。
綺麗だとすっきりするしね。