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チャイルド44 読書の夏

今週のお題「読書の夏」

メタルギアの監督、小島秀夫氏のポッドキャストで時々本の話題がありました。監督は結構な読書家で刑事コロンボを読んだことがきっかけで小説にはまったそうです。めちゃめちゃ忙しいはずなんですが映画を観、本を読み、筋トレし、そのバイタリティーはすごいものがあります。

チャイルド44が新刊として発売された時に「これはすごい!」と紹介されました。正月休み前に買って年末から年明けにかけて読んだ思い出の本です。

チャイルド44 上巻 (新潮文庫)

チャイルド44 上巻 (新潮文庫)

チャイルド44 下巻 (新潮文庫)

チャイルド44 下巻 (新潮文庫)

ソビエト時代のお話ですけども、フィクションと思っていてもソ連の悲惨な生活に背筋がうすら寒くなりました。

人々の貧しい生活、北朝鮮も真っ青の秘密警察。言葉も流れるようで読みやすくグイグイと引き込まれるんですが、それは悲惨な世界。

物語はグラーグ57、エージェント6と続くんですが、特にエージェント6の完全に救いの無い希望の見えないシチュエーションからの展開はさすがです。

映画は観ていませんが原作はおすすめです。