kamiokandoのブログ

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無題

今日、夜にバイクで買い物に行くときに赤信号だった所をショートカットした。そのときにある家の前を通ったら男の人が道にしゃがんでいた。

リトルカブのそんなに明るくないライトで人影が見えてその影はさっと立ち上がった。道が細かったのでしゃがんでいると邪魔になると思ったのだと思う。動きからそういう感じが見てとれた。僕はすれ違うときにヘルメット越しに軽く会釈した。

ショートカットでその道を通ると家の前でしゃがんでいるのをよく見かけた。真冬に見かけた時でもTシャツだった。

僕は小さいころからその人を知っている。

Tシャツにズボン、裸足にサンダルでポケットに手を突っ込んで大股で歩いていたのをよく見かけた。歩き方に勢いがあって活力があるような人だった。

母の話によれば障害があるようだった。

どうやって生活しているのか知らないけど病気にもならずに元気なようだ。数十年経っても生きているのだから誰か世話をしてくれる人もいるのだろう。

僕はとある宗教に属しているけど、おそらく彼のような人は無条件で天国へ行けると思う。もちろん個人的な思いであって、次の世でどういう裁きを受けるのかは分からないけど。障害を持っている人を「なぜこのような病気があるんだろう」とか「神様は不公平だ」という言葉を耳にすることもあると思う。僕もなぜそのような障害、病気が存在するのか理由は分からない。おそらく教会の指導者も分からない(聖書に書いてある言葉はある)。誰もが、彼らも何不自由なく生きていけたらと思うだろう。

でもおそらく、この世で受ける恵が少なかった分、死んでから受ける物が大きいと思う。家族や友達との楽しい思い出。旅行や食事、ゲームや充実した仕事、恋愛、趣味などをおそらく経験していないか、とても少ないか。その分来るべき世では僕よりも天国へ行く可能性は高いだろう。

教会の友達で精神科病院に勤めてる子がそれが理由で教会から離れた。なぜ神様はそういう病気の存在を許しているのかが納得できていないようだった。

僕らはみんな死んでから辻褄合わせをする。

悪い人は悪い場所が、良い人には良い場所が用意されている。病気で善も悪も分からず選べないような人には神様がその責任を負ってくれると信じています。

4 わたしはあなたがたの年老いるまで変わらず、白髪となるまで、あなたがたを持ち運ぶ。わたしは造ったゆえ、必ず負い、持ち運び、かつ救う

イザヤ46:4

 

後から読んで、分かりにくかった文章を書き直しました。これからもちょくちょく修正は入るかも。