■
ブックマークのコメントでも時々言及しているけど、自分は末日聖徒イエス・キリスト教会の会員だ。いわゆるモルモン。
モルモンだと多妻結婚やカルトだという話題になることも多い。
宗教というだけで拒絶反応を起こす人もいると思うしその気持ちも分かる。
自分も改宗者だから。19歳のときに宣教師に出会って改宗した。
末日聖徒の信じていることに以下なようなものがある。
人の死というものはこの世で最も悲しいことだと思う。愛する人、家族であればなおさら。
事件や事故、災害、戦争、病気、精神的苦痛による自殺。
神様はどうしてこのようなことを許されるのか?
神様はいるのか?
という考えは当然だと思う。
犯罪は人の自由意志による。
もし神様が犯罪を無くしてしまう世界ならば、人には真の自由意志がない。
犯罪をする前に死んでしまうかそのような行動ができなくなってしまうかという世界になるだろう。
ところがそういう世界にはなっていない。何故か?
人が自分の自由意志で良い行いを選ぶことを天父は望んでいるからだ。
そして自由意志によって人の命を奪う選びをすることは最も重い罪とされる。
そして全ての人(善人も悪人も)は復活し、その後裁きに遭って簡単にいえば天国へ行ったり地獄へ行ったりと分けられる。
家族は永遠の関係なので戦争や病気で亡くなった人も、ふさわしければ永遠に家族として暮らしていけると信じています。
だからこの世には悲しい別れがあるけれども、やがてまた会えるという希望があるので完全な絶望になることはありません。
「そんなの死ななきゃ分からないじゃないか」
と思う人が大多数だと思いますが、死んだらどうなるのかは、変わらない何かがあります。
日本の人は閻魔様に会い、西洋の人はキリストの贖罪を受けるとか宗教によって変わるはずがない。
モルモン書に書かれている約束に次のようなものがある。
わたしたちはあらゆる地に住むすべての人に,『モルモン書』を読み,この書物に含まれている教えを心の中で深く考え,そして,この書物が真実かどうか,キリストの名によって永遠の父なる神に問うようにお勧めする。この手順を踏んで,信仰をもって問う人々は,『モルモン書』が神から与えられた真実の書物であるという証を,聖霊の力によって得るであろう(モロナイ書第十章三-五節)
なので全ての人がモルモン書を読んだ上で、これが本当かどうか信仰を持って祈ると聖霊によって真実であるということが分かります。
モルモン書は真実の書物で、イエス・キリストを証する書物です。
そして一つの善良だった部族が滅びてしまう物語でもあります。
信仰のある良い人々が悪い行いに影響され、ほとんどの人が信仰を無くしてしまう悲しい物語です。
なんか最後の方、ですを使って文体が変わってしまった。